第152回 「俺様が結婚した。」

作者:「で?どないや。新婚生活いうやつは?」
ヒニム:「あーあれか。時々ロケで会うて、向こうも言葉ボチボチ分かって来たから、まぁなんつぅか。戸籍売るって、こんな感じなんかなぁって。案外簡単でした。業者さんはちょっと怖かったですけど、ええ。いい臨時収入ですよ。(へへっ)」
作者:「こら目元に指ピロピロすんなモザイクかけんな!"偽装結婚"の話をしとるんちゃう!"ウギョル"の話をしとるんや!」
ヒニム:「…あんま変わらんやん見ず知らずの外人とある日結婚させられるいうたら。」
作者:「全然ちゃうわ!第一そろそろそれっぽいこうなんちゅうか、自分にも母性というか父性というか、こう愛情が芽生えてきたもんかいなと思ってな。」
ヒニム:「そらまぁ…これまで俺に寄ってくる女ばっかりやったから、なんちゅうかお互いに知り合ういうんは新鮮な感じやなぁ。」
作者:「でどうなん。アレてやっぱガチな気分になるわけ?カメラ回ってなかったらもう色々アレなわけ?オフとかも会うたりとかあるわけ??」
ヒニム:「(下世話な顔しとるのお)まぁそれなりに無い訳は無いわな。男と女同じ屋根の下おったらどうにかなるのが自然やろ。」
作者:「(おおー!)そりゃまぁそうやろそうやんなー!ほいで?ほいで?(前のめり)」
ヒニム:「(…どんだけこの手の話に飢えとんねん)まぁあれよ。旦那ちゅうのはやな。ヨメのやりたいようにやらせてやるのが円満の秘訣なわけよ。そない思わせといてその実ヨメを操るのが男の甲斐性よ。」
作者:「ほぉ。」
ヒニム:「夜は逆けどな。(ニヤ)」
作者:「…最近思っててんけどさー、自分がっつりフケたなぁ発言も。」
ヒニム:「も、てなんや。も、て。大人の味て言えや。(トゥルルル)ヨボセヨ?お、どないした。ん?淋しなったんか。ほんましゃーないなぁ。次んロケまで会わん約束やさかい、内緒やぞ?ほなそっち行くわ。待っとけ。」
作者:「それヨメから?」
ヒニム:「俺様にすっかりこの調子や。ほなしゃーないから行ったるわ。(ガチャ)」
作者:「ほんまにカメラ回ってないとこでもラブラブなんか…やっぱ腐っても老けてもヒニムやなぁ。」


(新居)
ヨメ:「アンタナンデワスレルカー!」
ヒニム:「いやせやから今日は忙しかっ
ヨメ:「今日タマゴ特売テマエカラ言ッタネー!」
ヒニム:「せやから今日は
ヨメ:「ツカエネーダンナネー!」
ヒニム:「…は?」
ヨメ:「ア!?」
ヒニム:「いえなんでもないです。」
ヨメ:「ジャア掃除ハ頼ムネ!!」
ヒニム:「はぁ!?なんで俺が
ヨメ:「ア"
!?ココウィークリーマンションネ!!ホテルチガウネ!!掃除大変ネ!!」

ヒニム:「…なんでこいつの宿舎掃除せなあかんねん(トホホ)」」

written by iHatenaSync