第二十七回 お書き初め、インピニから。

さぁ。本日マッタリとした仕事初めだったんですけど、お書き初めせんとね、書くで書くでーで終わってた、インピニさんこと、「INFINITE」について少し。

2010年、当事事務所の先輩だったepick highのタブロ氏がプロデュースし、「タンシントラワ」でデビューした7人組男子グループ。
以後、「BTD(BeforeTheDown)」がヒット。このBTDの日本語版で、昨年11月に日本デビューしたのです。

彼ら、群舞で踊るダンスも素晴らしいのですが、何が凄かったって、とにかく、デビュー当事の垢抜けなさと、タブロ氏が提供した曲とダンスの斬新さ、のギャップでしょうかね。とにかくギャップがすごかったんですよ。「アーティストに生半可な見てくれなど要らぬ!」とでもいいたげな愚直さでデビューしてきたんですよ。

どんだけだったかって、動画でどうぞ。

ところが、去年10月に発表した新譜だと、やや、垢抜け出してるんです。
教祖、タブロ氏の手を離れて、規定アイドル路線に乗せられたのだとしたら、残念です。

さてそんなインピニくん達、来る2月11日〜12日、初の単独コンサートが決定。8000席のチケットは完売とのことで、事務所はファンへのサービスとして、メンバー別の撮り下ろしポスターを作成。街頭に公開した途端にたちまちファンに持ち去られているそうです。
Chosun Online | 朝鮮日報-INFINITE、プロモーション用ポスターも大人気

もうチケット売れてるのに。
すごい太っ腹感…。
もしくはすごいお人好しさんなのか…。
まるで焼き肉一皿に、ケジャンとかケランチムとか豪華なおかずなん十品もつけてくれる大衆食堂みたいな事務所やなー。

はたまたもしかすると、チケットがダブついちゃった時の販促用か、他のキャンペーン用に作ってたのでは…なーんて邪推をしちまったりしたブラックなわたくしですが…。

きょうび、韓国コスメでさえ、以前は山盛り頂けた試供品がほんと少なくなり、新譜を出しゃあリパケという名の複数買いを余儀なくされ、韓国エンタメのチケット代金がどんどん高くなっちゃってる昨今、これよこれ!「低価格でお腹一杯感」よ!と嬉しくなった次第です。

日本活動も始まって、何かと忙しいインピニくんですが、たくさんの国内ペンに支えられて、いい曲に恵まれて、磐石の立場を築くには、あと一歩かと思われます。