第三十二回 ソウルミュージックアワード2012 真犯人は誰なのか?part3

【スーパージュニア宿舎】

ウニョク:「ということで。」
シンドン:「何故か俺らがソヒョンにこの件を押し付けられ。」
ソンミン:「この真相を明らかにする事になりました。」
キュヒョン:「全く興味は無いですが。」
ウニョク:「捜査二課こと、スーパージュニアです。」
イトゥク:「事は俺らの情報漏洩問題にも関わる事や。」
ウニョク:「ほんで張本人は?」
イトゥク:「おお、買い出し頼んどいた。まだ言うてないからな。本人が有頂天になってる時にあれこれ言われても信じんやろうし。」
リョウク:「そうだったのか…ヒョンはそうとは知らずあの時あんな嬉しそうにメールを…うーん(もんもん」

ウニョク:「ほな、事件を整理するとやね。台湾スパショ直前、ドンへはこの一枚のメッセージカードを部屋で見つけた。(ペラリ)」

『オッパ、あの頃の写真はもう無いの?うちとの思い出はもう捨ててしまったん?ああうちは、世界中にオッパとの事を打ち明けたい!! オッパのジェシカ』

シンドン:「メッセージカード?」
キュヒョン:「また急な伏線を…。」
ソンミン:「なんで自分がこんなもんを?」
ウニョク:「へっ、こんなもんくすねるくらい、あっしにゃ朝飯前ってもんでぇ。(ニカッ」
シンドン:「要は部屋に忍び込んだと。」
イトゥク:「お前が一番怪しいな。」
ウニョク:「ちゃうて。で写真が流出し、俺らは帰国直前、それに気づいた。」
シンドン:「それはドンへで確定か?」
ウニョク:「確定。さっきドンへのPCから送信履歴出てきたから。元の写真もあったで。」
ソンミン:「ドンへ!アウトー!」←ダウンタウンの笑ってはいけないシリーズ風
イトゥク:「とりあえず、ドンへさんは帰宅されましたら、お説教ということで。」
ウニョク:「ドンへはこのメッセージカードを受け取り、有頂天になって写真をネットで公開した。そしてジェシカにメールを出し、返事を受け取ったので、これは脈があると踏み、昨日Twitterにツーショット写真を載せた。」
シンドン:「せやけど、シカからのメールは?それはシカが打ったんやないんやろ?」
ウニョク:「そう、実はこのカードも、ジェシカからのメールも、真犯人が出したもんや。」
ソンミン:「真犯人?」
ウニョク:「まずはこれを見てもらおうか。(i-Podポチ)」

シンドン:「年末のMBCやん。」
ソンミン:「SMオーケストラ?」
ウニョク:「実はここに今回の黒幕が写っとる。」
イトゥク:「なに?!どういうことや!」

ウニョク:「実はこのVTRの中に、真犯人がおる!!」(ビシッ)
イトゥク:「なんやと!?」
ウニョク:「おぉーい、連れてこいーい。」
ソンミン:(ガチャ)「おうおう!キリキリ歩きやがれぇ!」(ゲシッ!)
イトゥク:「自分は…。」
ウニョク:「そう、エクソのTAOや。」
TAO:「に、ニーハオ、ヒョン…(デヘデヘ)」
シンドン:「どういうこっちゃ?」
ウニョク:「このMBCでコンビを組んだ中国人ダンサーに、今年はエプエクスとエクソが天下を取る。まずは醜聞作戦で、最大勢力SONEとELFを切り崩しにかかるぞと吹き込まれ、このミッションを命じられたんや。」
ソンミン:「中国人ダンサーて。」
シンドン:「出稼ぎ労働者みたいに聴こえるけど、要はビクトリアやな。」
TAO:「こんな事になろうとは…兄さん方、すんまへん…すんまへん…(ぐしゅん。」
イトゥク:「仕置きはビクトリアともども、追って沙汰する。お白洲で神妙に待ちやがれぃ!」
シンドン:「ほんで?何度も聞くけどシカのメールは?」
ウニョク:「それが、どうもエプエクスではないんや。」
イトゥク:「は!?」
ウニョク:「で俺は捜査範囲を拡大した。エプエクス以外で、今年ブレイクを狙っている芸能人…。」
シンドン:「はい、デカ長。そんなもん範囲広すぎます。」
ソンミン:「どこもそれは狙ってるやろ。」
ウニョク:「しかーし!ここにすごいビデオがある。」
シンドン:「え?え?イルボンのやつ!?」(ウッハー!)
ウニョク:「バカ野郎!(ビートたけし風)ちげーよ!監視カメラや!」
ソンミン:「どこの?」
ウニョク:「シカが携帯をクリスタルに見られる前に、練習室におった時のや。」
シンドン:「え!あの部屋そんなもんが!?」
ウニョク:「俺はここでニセメールが送られたと踏んだ。そして見事に写ってたんや…。」(ポチ)
(練習に疲れて大の字に転がるジェシカ…寝返りを打ったはずみにポケットから携帯が落ちる。)

シンドン:「いつ犯人出てくるねん。」
ソンミン:「ん?これは?」
(その後、ジェシカはまだ携帯に気付かあい。そのままトイレに行き、その隙に群がる女性達…。ジェシカが帰ってきた途端、人間場離れの早業で蜘蛛の子を散らすようにその場を離れる少女達…。何も気付かず携帯をポケットに突っ込むジェシカ。)

イトゥク:「…どういうこっちゃ。」
シンドン:「ということは捜査一課全員が犯人か?」
ソンミン:「結局、返信メールは愉快犯やった、いうことやね。」
ウニョク:「とうことで、早速事情聴取をしております。そのVTRもどうぞ。(ポチ)」
シンドン:「もうそんなんできてんの?」
キュヒョン:「ほな俺らの何のために集まって…。」

容疑者達:「あにょはせよー!そにょしでいむにだー!(キャッキャ)」
ソンミン:「これ事情聴取よね?」
シンドン:「ビデオメッセージかなんかと勘違いしてないか?」

容疑者のリーダー格:「ごらぁウニョク!いや、イチョクヒェ!どこに目つけとんねん!うちらがなんでアイツのメールを工作せんといかんのじゃ!!そんなヒマちゃうわ!(ブチッ)」

ソンミン:「あ、切れた。」
シンドン:「ほなこれ迷宮入り?」
ウニョク:「で、捜査の結果、これかという結論に俺は達した。」
イトゥク:「もう結論から言うてくれていいよ…。(呆」

ウニョク:(携帯をかざす)「こいつが犯人や」
シンドン:「…?ジェシカ?」
ソンミン:「どゆこと?」
イトゥク:「ほな返信は自作自演やったんか?」
ウニョク:(ポピポピ)「そうなるな。ほな、容疑者から、いきさつのメールが来てますんでどうぞ。」
シンドン:「(読み)今回初出演のドラマは、中盤からの出演やし、今一つええ役所やおまへん。視聴率が下がれば記者達は一気に責め立ててくる。何か話題性が必要やったんや。ミョンスオッパじゃ不倫ネタやからダーティー過ぎる。そこへヒョッコリチャラ男が写真をばら蒔いた。これは天からうちへの贈り物や!と思って飛び付いた。でも予想以上に反響があったさかい、陰謀説をでっちあげたんや。」
ソンミン:「二時間ドラマのヲチみたいやな。」
シンドン:「自分でヲチ全部喋ってくれてるしな。」
イトゥク:「聞くまでもないと思うけど…。」
ウニョク:「当然、ドンへの事はこれっぽっちも何とも思っとらん。」
シンドン:「そうかー。結局俺らはジェシカの番宣に使われたんかー。」
ウニョク:「そういうこっちゃ。これでケースクローズや。」
シンドン:「作者がヲチ間違えたから疲れたわ(トホホ」