第六十七回 ウニョク、愛の説教部屋

作者:(つっぷし)『はぁ………地獄の倍率"40倍"…SMTown Live in TokyoDomeに続いて、東方神起ファンミーティングまで落選…。どうしたんやこの打率の悪さ…。プロ野球ならとうに戦力外通告必至やで…。"奇数で買え"の法則。"土曜はダメよ"の法則。"一日一回はエイベ糞…いやもといavex様に向かって感謝を呟く"の法則。"メッカの方角向いて五体倒置しながらオデコでスマホをタップしろ"の法則。全部通じん…。一体…わたしに一体どうしろと言うのや……。(ぐすん)会いたい……ただ会いたいのよぉ……。会いたいのぉ………。(ううううう)』

(ぴんぽーーん♪)

作者:『(グズ)誰じゃ。こんな時間に…。どちらさんですかー。(ガチャ)』

作者:(ガチャン!!)『ええとキーロックキーロック…。(ガチャガチャ)』
ウニョク:(ガコン!!)『ちょ!おいおいおい何鍵かけとんねん!!見忘れたか俺じゃ俺!!ウニョク様じゃヴォケ!』
作者:『(…よく見たらヒョクやないか…暗闇に真っ白い服のおかしい女が来たから、てっきり変質者かと…)お、おぉ!これはこれはウニョク様…わざわこんな新参えるぷんとこまでお越し頂いて…恐縮ですわ。(デヘヘ)』
ウニョク:『ったく!来てやったと思たら閉め出しやがって!(怒)こんな夜中にお宅訪問なんかした日にゃ、俺のペンなら失神もんやぞ?』
作者:『ああせやろね。ごめんうち兄さんペンやし(きっぱり)』
ウニョク:『うわー出た!お前まで兄さん兄さん言いやがって…!今日はなぁ、そんなお前に言いたいことがあってわざわざこんな所まで来てやったんやど!とりあえず上がらせろ!!』
作者:『(ピキッ)…お前?今自分、お前って言うた?挙げ句にこんな所やと…?おい。年上のヌナに向かって何ぬかしてけつかんで(バシコン!)いでっ!!』
ウニョク:『じゃかましい!』
作者:『イテテテ…なんやねんもぉ…。はいはいほなどうぞー。(ブツブツ)』

作者:『はい、粗茶…じゃなかった。イチゴ牛乳が無かったから、普通の牛乳でよろしいでっか?(コトリ)』
ウニョク:『おい、イチゴ牛乳もないんか。シケてんなぁ…。(ぐぴぐぴ)』
作者:『(イルボンの一般家庭にそんなもん無いわ…)ほんで?こんな夜更けに何の御用件でございますか?あ、あれ?こないだ”台湾シリーズ”ン時にコケにしたから、そのクレーム?そんでそんなに態度上からなん?それでそんな恰好なん?』
ウニョク:『あああれも酷かったけどな。チョウミにいじられて中途半端に離脱やったし、俺の立ち位置を生かせてない最悪の出来栄えでしたな。…せやけど今日は他にも言いたいことがあってのこの恰好じゃ。』
作者:『…て一体なんスか急に…。』
(ペコ!!)
作者:『いってー!!はぁ?!なんでピコピコハンマー!?』
ウニョク:『説教部屋と言えば、イルボンでは仮装してピコピコハンマーってのが定番なんやろ?』
作者:『…もしかしてそれ、”恋のから騒ぎ”のこと言うてんの?』
ウニョク:『それそれ!こないだイルボンのテレビ見てたらやってたから、いつかネタに使おう思っててん。』
作者:『え?何?わたしこれから説教されるん?』
ウニョク:『自分、最近、ぶっちゃけ、たるんどるやろ?』
作者:『といいますと…。』
ウニョク:『ブログやブログ!この『イヌ企画』の事や!!…自分、書きたい記事の方向性を見失ってるな…?ほんで逃げてるんやろ…。』
作者:『うっ…。』
ウニョク:『それもこれも全部、スパショを機会に俺らにすっかりウツツを抜かしてしまったのがそもそもの原因ちゃうんか…?』
作者:『…ううむ…バレとったか…。』
ウニョク:『はっ!そんなんバレバレじゃ!…気骨のあるブログニスタになるんかと思うて、あちこちの著名ブロガー様達から目をかけてもらって店開けたにも関わらず、なんやこの体たらくは!男ができると所詮は女…全く斬れんようになっとるやないか!』
作者:『そやかて…ツイッターワールドへ行けば、そら大勢の素敵なポエムニスト先輩さん達が、そりゃあもうめくるめく素敵な恋の世界へいざなって下さるわけでやなぁ…そしてそこにはどこまでも素敵な兄さんがいて…ああもう兄さんの事考えるだけでこう切なーくなるわけでやなぁ…(ピコピコピコピコ!!!)もがっ!!あでででっ!!コラ顔面殴るな!』
ウニョク:『黙れ小僧!!せやから恋を語るな気色悪い!!』
作者:『ううう酷い…気色悪いて…。(涙)』
ウニョク:『ええか。好きになり過ぎて感情に足を取られとる間は、コンサートレポートにしても、楽曲評価にしても、どうしても異性の目線になってしまう。男として見てまうんや。それでは以前のようなものはもう書けんぞ。「かわいー!」「カッコエー!」だけのレポートが書きたいのか?もっと冷静になれ。でないとあんな風に腐ネタも全開で出してまうねん。』
作者:『え?あれ?あれ良かったでしょ?あ、もっとあるよ♪自分の写真もあ(ボコッ!)ウガッ!!え!柄の方で殴った!?』
ウニョク:『(はぁ…)重症やなこれ…。あのなぁ…その腐なネタ持ってきたり、中途半端な恋愛盛るのももう要らんと思うで。第一、面白くない。(キッパリ)』
作者:『(ガーーーーーーーン)!!!』
ウニョク:『ファンフィク作家さん達は、日夜いかにして俺らを美しく書こうかと研鑽積んでここまで来てはるねん。お前が付け焼刃でそんなん真似ても、全、然、面白ない。』
作者:『せやかて…腐ネタも入れないと…そういう読者層にはこの関西弁バラエティー番組がいまいちウケないわけ(ゴン!!)ガハッ!あああぁ!!前歯欠けた!!父さんにも殴られたことないのに!!!』
ウニョク:『その発想が腐っとるんじゃヴォケ!!!ええか。ちょっとウケなかったからってそれが何やっちゅうねん!自分は自分のやりたいようにせんと、雑食イヌ企画じゃないやろが!!それがイヌ企画の良さなんちゃうのか!!』
作者:『ウニョク…。自分…。』
ウニョク:『ええか。これからは面倒臭いことは考えず、我が道を勝手に進め!』
作者:『ウニョギ…(涙)ううううう…盗作事件のあたりから、私が自分のオリジナリティーに悩んでいた事をそこまで見抜いていたとは…。(ぐすん)』
ウニョク:『…ふん!まぁちょっとは気づいたようやから、今夜はこの辺にしといたる。ほな、そろそろ帰らんと明日も朝から通勤あるからこの辺で…』
作者:『(…はっ?通勤…?)…なぁ、自分…ウニョクやんなぁ…?』
ウニョク:『(ギクッ)へ?ああ当たり前やろほらこの通り、靴に中敷きかてちゃんと敷いてるぞ!』
作者:『(こいつ…)なぁ…いくつか聞いてもええ?』
ウニョク:『はぁ?俺様に何を聞きたいねん。』
作者:『この子とこの子、どっち好き?』

ウニョク:『当然やろそらこっちやろ!(ビシッ!)ちゅうかこの前髪オンザマユゲ誰やねん!』
作者:『(…)ほな、初対面の女の子はどこから見る?胸?顔?』
ウニョク:『(フッ。)どこも興味ない。俺より美しい女が居るわけないから、見ない。慣れてきたら、見てやってもええ。』
作者:『イヌ派?ネコ派?』
ウニョク:『ネコに決まってるやろ今更何を言うて…』
作者:『自分ウニョクじゃないな?その顔良く見せてみぃ…。(じりじり)』
ウニョク:『ふ!ふざけんな!俺はこの通り、ヒョクチェじゃヒョクチェ!あぁっ!!(ビリビリ)』
作者:『ほぉら。やっぱりマスクつけとったんやろヒチョル。どうりで上から物言うわ思うたわ!』
ヒチョル:『チッバレたか…。』
作者:(結局ネタにしやすいのは何故かヒチョルばかりやなぁ…。)
『という事で、次回からは別記事を書いて参ります!』
ヒチョル:『ファンフィク系、俺は好きやからな。書いたら非公開で俺にだけ見せろよ!(ニヤッ)』
作者:『…自分ほんま、いろんな意味で現役兵役行かなくてよかったと思うで…。(呆)』