第七十四回 ダメダメなカンファレンス

【河南区 インペリアルパレスホテル】


(パシャ!パシャパシャ!)
カメラマンA:『こちら!目線お願いしますー!』
カメラマンB:『はい!ポーズお願いしまーす!』

司会:『えーそれでは、記者の皆さんから、幾つかご質問を受けたいと思います。はい、そちらの方。』

記者A:『えーそれではまず、このアルバムのティーザー画像が大変話題になっていますね。この画像の公開順を巡っても、話題になりましたが、結局これは、本当にルックス順だったのでしょうか?』
(会場 笑い)
司会:『ハハハ!早速思い切ったご質問ですね!では…ティーザー公開が最も早かったウニョクさんにお答え頂きましょうか。ウニョクさん?』
ウニョク:『…』

司会:『ウニョクさーん?』
ウニョク:『…』

シウォン:『(キッパリ)背の順です。』
ウニョク:『(ヒソヒソ)ちょ!お前何ハッキリ言ってくれて!』
シウォン:『(ヒソヒソ)え?いやっ、でもっ、嘘付くわけにはいかんし…。』
イェソン:『…。』(苦笑)

司会:『 (あれ?台本には"イケメン順"てなってんのにて…筋書変わったんか?(汗)) …ええと、では話題を変えまして…少しメンバーの皆さんにお話聞いて行きましょうか…今回のアルバムに、自作曲を提供された、ウニョクさんから。』

ウニョク:『ええ、そら今回は期待して
頂けると自信を持ってますよ。熱心に準備しましたし、僕も一曲提供してますからね。もう何が待ち遠しいて、印税入った口座の預金通帳記帳しに行きたいんです♡(笑)ヒチョルがOrange caramelの印税入るんで、毎週記帳やってますからね。僕もやりたかったんですよー!』

記者A:『下世話やなぁ…。(呆)』

司会:『(汗)アハハ…それでは…シンドンさんに伺いましょうか。今回一番苦労したのはどなたと思われますか…。(台本には"除隊直後のカンイン"てなってるけど…)』

シンドン:『ええそらもう、このメンバーで一番苦労したのは僕ですね。(きっぱり)』

司会:『(おい!台本と違う…!)はぁ…ちなみにどういった点が…。』

シンドン:『そら決まってます。sexyやけどフリーでもシングルでもない僕がいかにこの曲に感情移入するか!久しくそういう環境じゃないんでね、凄く難しかったですよ。』

記者B(非リア充):『(ボソッ)ケッ!リア充がっ!』
記者A(妻帯者):『まぁそう言うなって。結婚すれば君にも分かる。彼も彼で色々大変なんやて…。(ボソリ)』

司会:『(こいつら台本無視して勝手に喋ってないか…?次そのままカンインに話降らんと…)ええと…次にカンインさん。軍隊生活は大変だったでしょう?』

カンイン:『はい。僕それはもう毎日塀の中で男にまみれた辛い日々で…それ癒してくれたのは、可愛い後輩の存在でした…。』

司会:『(はぁ!?もう台本から完全に脱線したど!…どうする…どう持ってく…もうなるようにしかならんぞ?)…はぁ…そこまで仰るなら、その方のお名前を聴かずにいられませんねぇ…。』

カンイン:『ココマァー!!色々お世話になりましたー!!』
(会場 ザワザワ)

記者C(女性):『(ヒソヒソ)こ、これ熱愛認証ってことですか?』
記者B(妻帯者):『(ヒソヒソ)ううむ…そうであってもこれさすがに書けんな…SMEに出入り禁止食らうぞ…。』
記者A(非リア充):『(ボソッ)違いますよ…。』
記者B・C:『???』
記者A(非リア充):『過去形だったでしょ?つまり"軍隊で夜な夜な"世話になった、いうだけですよ。(ニヤリ)』
記者B(妻帯者):『…余計に下世話過ぎて書けん…。(ため息)』
記者C(女性):『???』

司会:『(シ、シウォンなら立て直してくれるはず…)シウォンさん。ドラマの撮影で中国や台湾と韓国を行ったり来たりでしたが、今回の意気込みをひとつ…(頼むぞ馬!)』

シウォン:(ぼけー)
司会:『シウォンさん!』
シウォン:『(ハッ) 是。什么? 』
司会:『…?ええと、意気込みを…。』
シウォン:『成員是全體我的戀人。同性戀?不,在我的眼上成員總是看上去象女性喲!』
リョウク:『(ヒソヒソ)ヒョン!!ここハングクよ!!しっかりして!!ハングルで喋ってちょうだい!!…ちゅうか何ちゅう内容を喋ってんの!!』←中国語話せる人
シウォン:『(ヒソヒソ)ああすまんすまん…あちこち行ったり来たりし過ぎてて…時差もあるし…ついぼーっとしてもうて…もぉ何語で喋ってええのか混乱してもうて…ハハッ。』

記者A(非リア充):『は?今彼は何を言って…?(ポカーン)』
記者C(女性):『///やっだ!シウォンさんたらっ!も、萌えるわぁ。。(ドキドキ)///』←中国語分かる人
記者B(妻帯者):『ううむ…通訳が無いからよう分からんが、初めて意気込みを感じたぞ…。』

【会見終了後】

スタッフ:『はぁ……記者全員の配信記事差し替えて、きれいなコメントに作り替えるんに、どんだけ手間取ったと思っとるんじゃボケ!!!!(怒)』
イトゥク:『ま、毎度ほんまにすんませんー!!(ペコペコ)
(あいつらまたやらかしやがって…。毎度毎度スタッフに頭下げるなんて、やっぱ俺しか無理やろなぁ…。リーダー職は引き続き、俺やな…。トホホ…。)』


※そろそろ熱心なエルプさん達に刺されるなりなんなりされそうだが、私はパロディを思い付くしか脳がない。そして思い付くといってもこんな酷いものである。。

※本日午後0時、youtubeにて、SUPERJUNIOR正規6集のタイトル曲『sexy,free and single』のフルMVが公開された。

またそれに先駆けて、ソウル市内で、カムバックに向けてのプレスカンファレンスが開かれた。

こちらが本当の記事↓
イトゥク、シンドンインタビュー
innolifeニュース>>>K-POP>>>“カムバック”SUPER JUNIOR「メンバーたちと一緒にやれて感謝」

カンインインタビュー&アルバム紹介
カンインがいない間、SUPER JUNIORは何が一番変わった?「欲張らなくなった」 - ENTERTAINMENT - 韓流・韓国芸能ニュースはKstyle

シウォン、ウニョクインタビュー
SUPER JUNIOR、カムバック記者会見の最初の質問は“ルックス対決”…さすが愉快なグループ - ENTERTAINMENT - 韓流・韓国芸能ニュースはKstyle
笑いは取っているが、こんな妄想よりちゃんとしている。

イトゥクは自信の兵役とリーダー職について触れ、誰かに交代せず、引き続き自分がリーダーのまま入隊するとしている。

ちなみにどうでもいい話だが、このカンファレンス会場になった『インペリアルパレスホテル』、実は三年前に作者泊まった事がある。会場のあるコンベンションセンターはホテル隣接の別棟だが、夜中間違えて入ってしまった記憶だけはある。SMEオフィスのあるアップクジョン周辺から、車で30分程度の距離だろうか。
本当にどうでもいい(笑)。


※今回の6集では、ウニョクの作詞楽曲を採用された。『Gulliver』というラップミュージックがそれである。聴いた瞬間こう、東南アジア民謡かアフリカンミュージックを思い起こさせるリズム感なのだが、これが結構スッキリまとめられている。
アレンジャーと一緒に、丁寧に丁寧にまとめたんだろうなと感じる構成だった。ほんとこの子、音楽に真面目な子なんだなと感じた。

ウニョクはシンドンとともに、SS4ツアーの演出にも参加していた。

アイドル達に、表舞台に立つだけでなく、こういう活動を通じて将来に結び付く個々の才能を引き出している事について、SMEを評価する。
旬のアイドルとしてだけでなく、個々に才能を持ったたぐいまれな人材として大切に育て未来を描こうとしている姿勢を感じる。
オーディエンスが冷めたら使い捨てる時代は終わったと思うし、そうでなくてはならない。

映画『I AM』のインタビューで、確かソシのスヨンが語っていたが、スマン氏が、色んな目標を達成したというスヨンに言った『まだこれからだよ。』という言葉を、私は信じたい。

[Super Junior 6th"sexy ,free and single" - 03.Gulliver (걸리버)]