第104回 K-POP Valentain Concert in Kintex SEOUL & ソウル一泊二日弾丸トラベラー記 その1

いよいよこれを記録する気になりました…。
大容量ですからね。なんしか。(笑)
全ての記録をご覧になって、
「週末、私もソウルへ行くわ!」
と思われるか、
「新大久保で行った気になる…うん…。」
と思われるかはあなた次第。

え?前2つのコンレポより饒舌って?
…いや、…エヘヘ…//




わたくし、去る2/14-15と一泊二日でソウルへ飛び、
K-POP Valentain Concert」へ参戦して参りました。
場所は京畿道一山の"Kintex"。調べたところ仁川空港からバスで1時間の場所。

てことで、わたくし、コンサート当日の昼、話題のLCC ピーチちゃんで一路ソウルへ。

信号渡ったら飛行機が待ってるなんてすごい光景に興奮しつつ初めてのLCCは快適なものでした。

夕方仁川へ降り立ち、両替を済ませ、t-moneyを購入し、予め予約しておいたwifiルーターを借りようとカウンターに並びましたが発券機が故障。

受付が順番あってない状態になり、ややワチャワチャ。
何とか借りて空港を出ると次はバスのチケット売り場へ。
KINTEX行きを買うとアジュマが渡してきたのはこれ。


なんと小さな観光パンフレットの裏表紙にチケットが印刷されてました。
…チラシ要らないと思って捨てるとこだった…。

そしてバス乗り場を探してアタフタするうちに、どうもバス乗り場を間違えてると気付き、移動してそこにきたバスの運転手さんに聞くも「これじゃない」…そこからしばし迷走し、聞く人全員違うことを言い出したので、いきなり「ハングク名物ケンチャナ文化」の洗礼を浴びました。
(結果、LINEでソウル通イルボン人が教えてくれた情報が正しかったという不思議)

結局一本バスを見送り、次のバスに乗りました。
テンパってバスの運転手さんに更に運賃支払いかけましたが。
残雪残る景色を眺めながら高速道路を走ること1時間。日もどっぷりくれた頃、京畿道一山のKINTEXへ到着しました。


そのバスの乗客は私を含めたったの5人。
うち、そこで降りたの4人。

そしてヨジャは私一人。
残りは全員サラリーマン。

…今日、ヲタイベですよね?
…今日、会場ここですよね?

ヲタどころかダフ屋どころか
人っ子一人いやしねぇ会場。

私、日付間違えた?

仕方なく会場の中へ向かうと、たった一人アジョシを発見。ペンライト売ってました。


会場へ入ると、

( ´ ▽ ` )あ、第一村人発見♡

いえ、観客らしいハングク人を見つけました。
イルボン人の大半がソウル市内からの送迎バスツアーなのか、イルボン人がほとんどいません。

下馬評では、(売れ残りまくっていて開催すら危ういが、その中でも売れている区域の)ほとんどのチケットをイルボン人がしめているという話だったのに。

ここででとりあえず虫養いしようとカフェに入り、
先乗りでソウル入りされている、このブログ筆頭株主のユキっちょさまをお待ちする事に。

初対面を果たしたユキっちょさまは、キレのあるコメントからは想像もつかないレディでいらっしゃいました。
えるぷはオンナを磨いておられる。

そこでお話をするうちに、翌日私が訪問予定だった「マウラビ」の地図を分けて頂く事が出来ました。
これ無かったら翌日アワアワしていたでしょう。
本当にありがとうございます。
と同時に、スマホがあれば世界中旅できるなと実感した次第です。

お話に花が咲き倒し、気がついたら開演間際。
開演10分前にして、入場ゲートはやっと開きました。
さすがケンチャナ…と二人でゲートへ移動するも、
私…チケット…無い…。

話し過ぎて先ほどのカフェに捨ててくるという暴挙。

全力ダッシュで戻ると店員さん一同並んで不安げにチケット持って待っててくれました。

「two some coffee」さんありがとうございます。

そしてゲートに戻ると今度は入場渋滞。
開演定刻はまずないな。と踏んで入場。



着席率…20%ってとこでしょうか。

北の将軍様のとこのSPみたいないかついオッサン達の「パリアンジュセヨー!」の声に促され席に着きます。

やがて司会の声が聞こえます。
なんかこうダラっと。「はいみなさんこんばんわー。…パリアンジュセヨー!」
ノリとしてこう、ダラっと前座っぽい雰囲気なんで、
開演前のピリっとした空気感が無くなっていきます。

さながら町内会のイベントです。
全ての緊張感も高揚感もこの司会が取り払っていきます。

アジョシまだ叫びます。

「パリアンジュセヨー!」

せやから最初っからもっとパリパリ客入れシトケヨー!

私の座席、左手にはアジョシがお一人。
左斜め前には親子連れ。
前には数名ハングクえるぷさん。
右手の10数席…全部空席。

いや最安のシートだったけど、ここ結構見えるよ?

何だかノッていいのか悪いのか分からない雰囲気です。
隣のアジョシ、明らかに今日出演する若者たちをご存知ない様子だったし。

やがてやっと場内暗転し、聞こえてきたのは「Sorry Sorry Answer」…。

わたくし、持参したKRYペンラと、前々日朝までかかって作ったウチワを構えます…。

そしてセリから現れた三人。

トップバッターはKRY…。

ん?

観客誰も立ちません。
ペンラは見えますが、うちのシート区域はウチワが見えません。

まぁ、お隣のようなアジョシやご家族連れが多いからかと…。

(後ほど聞いた話では、最前線で立とうとして止められたとか)

そう、これは事前アナウンスも無い、着席指定イベントだったのです。

見本市会場でフラットだから、座ってくれたおかげでガッツリ見れましたが、なんつうかこう…ノれません。(笑)

わたくし結局、ウチワをしまい込み、iPhoneをかざして撮影に徹しました。

この旅に出るまでは、
これが私と兄さんの最後の場所だ位の決意でした。

いやしかし何というか…。

目の前の兄さんを見ても、
この状況全部がなんつーかこう「especially」感を削いでしまって、

これ本物?

っていう疑問がぐるっぐる頭を巡るばかりでした。

ライブっていう非現実空間って、
沢山のディテールこだわりぬいた仕掛けが誘う空間であり、その一個でも抜かりがあれば、覚めてしまうものなのだと知りました。

収穫としては、日本で見た「アウェイ」の彼らよりリラックスした「ホーム」の彼らを見れた事だったかなと。

そうこうするうちKRYは終了。
そう終了。
わずか10数分。

…いや、メイン。…メイン…じゃないの?

終了…。

何というかこう、
いい意味、兄さんの事を思い込まずに済んだなと(笑)。

思いふける暇も何も無いまま、ああ…と(笑)。

ポッカーンしてる間に、
しばしビデオ流れます。

そして司会が登場。
何かお客さんあっためます。

来るか…来た…!

そう、チェシウォン氏、登場です…!

続く。


written by iHatenaSync